今回は前回の続きになります。
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引っ越しで家電を運んでもらう場合の準備
引っ越しで家電を運んでもらう場合、事前に準備するべきことや、注意点をお伝えします。荷造りと同時に、家電を運搬するための準備も進めておきましょう。
冷蔵庫
冷蔵庫を運んでもらう場合、基本的に中身の食材は引っ越し当日までにすべて食べ切るよう計画しましょう。引っ越し前日には水抜きと霜取りの作業を行うため、可能であればそれ以前に中身を空にしておくのが理想です。水抜きとは、製氷機の内部にある氷や蒸発皿の水を捨てる作業を指します。一方で、霜取りでは電源プラグを抜いてドアを開き、冷却器の霜を溶かす作業です。いずれの作業も引っ越しの前日までに済ませておきましょう。新居で設置した冷蔵庫は、少し時間を空けてから電源を入れてください。
洗濯機
洗濯機は水を使用する家電であるため、使用直後に運搬すると内部に溜まった水が漏れるおそれがあります。水漏れでほかの荷物やトラックの荷台へ影響を与えるのを防ぐために、最後の洗濯は遅くとも引っ越し前日までに済ませておきましょう。洗濯機を運ぶときは、引っ越しの前日に排水ホースの水抜きをします。洗濯機の排水口から排水ホースを取り外して、内部に残った水分を捨ててください。ホースは水気を取り除いた後、洗濯槽に入れた状態で持ち運ぶと良いでしょう。
テレビやパソコン
引っ越しでテレビを梱包する前に、配線周りを撮影して記録に残しておくと、新居での設置作業中の参考にできます。配線は外す前にマスキングテープや養生テープなどでまとめましょう。さらに、どの部分をどの端子に接続するのか配線をテープにメモしておくとスムーズに作業ができ、元通りに接続しやすくなります。
パソコンは運搬中の衝撃により内部のデータが破損するおそれがあります。重要なデータがある場合は、あらかじめ外付けハードディスク・USBメモリ・オンラインストレージサービスなどを利用してバックアップを取っておきましょう。データの容量が大きい場合には、外付けハードディスクを用意しておくと安心です。
テレビやパソコンを梱包するときは、液晶画面の破損を防ぐために本体を緩衝材で包むとともに、ダンボールの内部にできた隙間を緩衝材で埋めていきます。外から箱の中身がわかるように「パソコン」と記載し、併せてどちらが上部であるかわかるようにダンボールに印を付けましょう。
エアコン
エアコンを移設する前に、配管穴やエアコン専用のコンセントが新居にあるか確認しておきましょう。戸建て住宅などでは、穴があいていないこともあるようです。穴あけ工事やコンセントの増設工事は時間がかかるので、引っ越し日直前だと、工事が間に合わなくなったり、費用が高くなったりすることもあります。
また、エアコンの設置スペースが十分にあるかどうか、エアコンの対応畳数があっているどうかもあわせて確認しておきましょう。エアコンを移設する際は、ケガや故障を防ぐために、必ず引っ越し業者か専門業者に依頼するようにしてください。
引っ越しで家電を運んでもらう際の注意点
引っ越しで、家具や家電を運んでもらう際は、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。運搬中に床や壁、大切な家具・家電に傷がつくのは避けたいものです。運搬中の事故や家具の損傷を防ぐために、注意するべき点をご説明します。
荷物を搬入できるかどうか確認する
洗濯機や冷蔵庫などの大型の家具を新居に搬入する予定がある場合、家具を運ぶルートをあらかじめシミュレーションしておくことをおすすめします。
物件によっては、通路の幅が狭かったり、階段やエレベーターなどのドアの間口が狭かったりすることがあります。その場合、ファミリータイプの大型冷蔵庫や、分解不可のソファー、ダブルサイズ以上の分厚いマットレスなどが搬入できないことがあります。また、狭い通路を無理やり通そうとした結果、壁にぶつけて家具に傷をつけてしまう恐れもあります。
そういった事態を避けるためにも、あらかじめ家具の大きさや新居の扉の幅や高さなどを測っておき、搬入予定の家電が、余裕をもって設置できることを確認しておきましょう。
電化製品の運び方・積み方に注意する
電化製品を運ぶ際、特に気を付けなければならないことは、運び方・積み方です。電化製品は非常にデリケートなので、少しの衝撃が機能や動作に大きな影響を及ぼすことがあります。
特に、冷蔵庫や洗濯機などは必ず段ボール等で梱包し、立てて運ぶようにしてください。横に寝かせて運ぶと、性能に影響が出たり、へこみの原因になったりします。また、トラックに積む際も、寝かさずに立ててしっかりと固定し、運搬中に動かないよう積み方に注意しましょう。
家電の上手な梱包方法とは
家電を運搬する際は、損傷や故障を防ぐために、しっかりと梱包することが大切です。梱包が必要な家電の例としては、液晶テレビやパソコン、電子レンジやDVDプレイヤー、天井照明・照明器具、加湿・除湿器などがあります。梱包には、主に段ボールや緩衝材などを用いますが、精密機器や形状が特殊なものなどは、専用の資材を用いた梱包が必要なこともあります。
梱包の際は、購入時のダンボールや梱包資材が残っていれば活用しましょう。残っていない場合は、以下でご紹介する方法を参考にして梱包してください。
緩衝材やタオルなどを利用する
緩衝材やタオルを用いた梱包方法として、緩衝材やタオルで家電全体を覆い、その後段ボールで家電全体を保護する、という方法があります。
この際、梱包する家電(特にテレビ・冷蔵庫・洗濯機など)は、できるだけ横向きにせず、立てて梱包するようにしてください。
家電はデリケートなので、運送途中に梱包がほどけてしまわないよう、厳重に梱包するようにしましょう。テレビなどは、ネットショップで販売されている専用の梱包材を活用してもいいでしょう。
引っ越し時に家電を買い替える場合のタイミング
新生活に合わせてサイズの大きな家電セットに買い替えるという選択肢もあります。ここでは、買い替えのタイミングの目安や、配送時に確認しておきたいポイントをご紹介します。
なお、初めて一人暮らしをする人の場合は、新生活に向けて何をどのくらい買い揃えればいいか分からないかもしれません。
不要になった家電の処分の仕方
引っ越しで家電の不用品が発生したら、各種サービスを利用して適切に処分しましょう。最後に、不要になった家電を処分する方法の例をご紹介します。
自治体に処分を依頼する
不要な家電を処分する際に、最初に思いつくのは「粗大ゴミ」として処分する方法でしょう。長期間使った不要な家電を、引っ越しを機に確実に処分したい方は、この方法がおすすめです。
自治体に処分を依頼する場合、回収場所や日時が明確に決まっているので、計画的に家電の仕分け作業を進める必要があります。また、家電を処分する際は、「家電リサイクル法」により、リサイクル料金がかかります。リサイクル料金は、家具は1,000円前後、家電は5,000円前後かかるものが多くなっています。料金は家具・家電の種類によって異なるため、詳細はお住いの自治体に確認してください。
引っ越し業者に引き取りを依頼する
引っ越し業者によっては、家電リサイクル法対応商品の引き取りをオプションで請け負っていることがあります。家電リサイクル法対象商品とは、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機などが一例です。
引っ越しの見積もり依頼をするときに、まとめて家電の引き取りを依頼すると良いでしょう。その際は、引き取りの金額も含めたうえで相見積もりをとり、引っ越し業者の料金相場をご確認ください。
家電量販店に引き取りを依頼する
新しい家電の購入先である家電量販店が、古い家電を引き取ってくれる場合があります。サービス内容は家電量販店により異なるため、店頭やWebサイトで条件をご確認ください。たとえば、家電リサイクル法対象商品の引き取りは有料で、Webサイトからの申し込みで引き取りに対応してくれる業者もあります。新しい家電が配送される前に、余裕を持って申し込み手続きを済ませましょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
不用品回収業者に古い家電の処分を依頼する方法もあります。事前に回収費用を支払い、引き取りと処分をお願いしましょう。ただし、なかには不用品回収をうたって高額な費用を請求する悪徳な業者もいるため注意が必要です。依頼前に、業者が「一般廃棄物収集運搬業許可」の許可証を所有していることを必ずご確認ください。信頼できる業者に依頼して、すみやかに不用品を片付けましょう。
リサイクルショップに買い取りを依頼する
まだ家電が新しくきれいな状態で、今後も十分に使えるのであれば、リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があります。大型家電は重く自分で運ぶのが難しいため、出張買取に対応しているリサイクルショップで査定を受けると便利です。不用品に値段がつけば、引っ越し費用の節約にもつながります。基本的に査定は無料で依頼できるため、売却できそうな家電をお持ちの方は利用してはいかがでしょうか。
また、フリマアプリやネットオークションなどを活用して、売却することも可能です。ただし、フリマアプリやネットオークションに出品しても、確実に売れるわけではないことに注意が必要です。
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