年末の大掃除の前に

年末の大掃除の前に

12月になると気になり出す「大掃除」。年末に大掃除を始めたら、あれもこれもと手を付けてしまい、結局終わらず中途半端な状態で年を迎えてしまった!という苦い経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
の解決法として、「片付け」がポイントであることをご存じですか?

「掃除」と「片付け」の違い

片付いていない状態で、掃除を始めようとしていませんか?物があると隅々まで掃除ができないですよね。そこで片付けも始めてしまうので、結果時間が足りないことになってしまうのです。実は、大掃除をスムーズに行うには事前の「片付け」がポイントなのです!
そもそも「掃除」と「片付け」はやる事が違います。きれいにする目的は一緒なのですが、掃除は「付いた汚れを取り除く」ことで、片付けは「物が散らばった状態から不必要な物を取り除き収める」という整理・収納のことです。
「片付け」をしてすっきりとした空間を作っておけば、掃除もスムーズになり時短にもつながります。また日々の生活で「片付け」を意識しておけば、すっきりとした気持ちで生活することができますよね。

●片付けのポイント!
STEP1:整理する(不必要な物を取り除く)
STEP2:収納する(必要な物を使いやすく収める)

最も大切なのは「整理」をしっかりすることです。
まず収納されている物を全て出して、必要な物と不要な物を分けましょう。「不要な物=捨てる物」と考えると手が止まってしまう場合があります。ここでは、使用頻度などを軸として分けることを目的とすればスムーズに進みます。
さらに必要な物は「いつも必要な物」、「時々必要な物」で分けます。例えば旅行に持っていく歯ブラシなどは「時々必要な物」なので、これは旅行グッズとして別にまとめておけば、普段使っている物の邪魔にならないです
大きなところから手を出すと大変なことになるので例えば、クローゼットなら全体ではなく、ハンガーにかかっている部分、衣装ケースに入っている部分、衣装ケースの外にたたまれている部分で分けるのもおすすめです。そしてその部分にある物を全部出して、着る物・着ない物、使う物・使わない物を分けていきましょう。
「整理」で不要な物を取り除いた後に、それらが収まる大きさの収納グッズを購入することが、すっきりとした空間を作るための重要なポイントです。

快適な生活を維持するには「整頓」も意識


片付けのポイントは「整理」「収納」とお伝えしました。この状態を保つためにさらに意識してほしいのは「整頓」です。「整頓」は使った物を戻すことです。整理して収納場所をしっかり決めたら、必ずそこに戻すことを意識しましょう。
①整理 ②収納 ③整頓の仕組み作りをしてしまえば、すっきりした状態を維持できますし、掃除もとても楽になります。

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