台風対策と防災安全ガイド その②

2022年の台風14号による被害報道

災害時の片付けと対策

台風やその他の災害が通過した後は、迅速に片付けと対応を行う必要があります。災害後の片付けには、適切な手順と注意点がありますので、しっかりと把握しておきましょう。

災害後の初期対応

1.建物の安全確認

自宅や建物に損傷がないか確認します。特に、ガスや電気の漏れがないか、建物の基礎や構造に異常がないかを調べることが重要です。損傷が見つかった場合は、専門家に点検を依頼します。

2.避難指示の解除確認

避難所や避難勧告の解除が行われたかどうか確認し、安全が確認できるまで、自宅での行動を控えましょう。

3.衛生管理

万が一被災した場合、こまめな衛生管理が重要です。
手や体を洗浄し、必要に応じて消毒液を使用します。特に食料品や水の管理には注意が必要です。
特に停電した場合は、夏場の食品の管理には気をつけましょう。

片付けの手順と注意点

片付け作業を開始する際には、以下の手順で進めると効率的です。

1.被害状況の確認と整理

まずは、家の中の被害状況を確認し、優先順位をつけて片付けを始めます。
床下・床上浸水で侵入した泥の撤去作業や、濡れた家具、濡れていない家具の移動など、優先順位を明確にして作業に取り組みましょう。
決して無理をしないように、こまめな水分補給を行いましょう。

2.乾燥とカビ対策

床下・床上浸水した部屋や、水に濡れた家具や物品は、早急に乾燥させることが重要です。
湿気が残るとカビが発生しやすくなるため、風通しを良くしましょう。
停電などのタラブルがない場合は必要に応じて除湿器やファンを使用すると時短が見込まれます。

3.破損物の処分と修理

台風の影響で破損した家具や家電は、適切に処分します。
修理が必要な場合は、専門業者に依頼し、修理の見積もりや作業内容を確認した上で進めましょう。
台風直後は道路等のインフラが機能しない場合があります。片付け業者を呼べるまでは無理のない範囲で片付けをしましょう。

4.保険の申請

災害による損害があった場合は、保険の適用範囲を確認し、必要な手続きを行います。
保険会社に連絡し、損害の状況を報告し、必要な書類を提出しましょう。

再発防止

災害後の片付けが終わったら、再発防止のために、以下の点を考慮し対策を検討しましょう。

1.住居の点検と補強と住宅周辺の片付け

風速が強い台風は、屋根や窓を破壊したり、外壁を吹き飛ばしたりする可能性があります。窓やドアの建付け、屋根の点検を行い台風に備えましょう。
また、住宅周辺に自転車やゴミ、傘や不要になった家具、物干し竿など放置したままになっているものや、使っていない鉢やプランターなどのガーデニング用品など、外に置いている物は、風で飛ばされる可能性が高いため、不要なものは処分しましょう。
空き缶などのゴミや壊れた家具や家電、自転車など「いつか捨てよう」と放置している物、分別が分からない不用品なども台風の被害が出る前に処分しましょう。防災のた庭木や石やブロックなどの庭の手入れも検討しましょう。
分別や処分方法が分からない場合は、立合い・分別不要の不用品回収専門のくんえい総建にお問合せ・ご相談ください。

2.防災計画の見直し

家族全員で防災計画を見直し、必要な改善点を洗い出します。
避難経路や非常時の連絡方法を再確認し、実際の災害対応に役立てましょう。

3.地域との連携

地域の防災活動や地域コミュニティとの連携を強化し、情報共有や支援の体制を整えます。
地域全体での防災意識を高め、災害時の対応力を向上させることが重要です。

おわりに

台風対策や防災、災害後の片付けは、すべての家庭にとって重要な課題です。
「いつか捨てよう」と放置している物、分別が分からない不用品なども台風の被害が出る前に処分しましょう。事前の準備と緊急時の適切な対応、そして災害後の片付けと再発防止策を講じることで、より安全で安心な生活を送ることができます。
分別や処分方法が分からない場合は、立合い・分別不要の不用品回収専門のくんえい総建にお問合せ・ご相談ください。

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