片付けをすると台風災害の備にもなります
熊本も梅雨にはいったと思ったら、来週からはあっという間に7月です。
7月といえば、熊本はいよいよ台風シーズンに突入という時期になります。災害級の大雨や、台風による二次災害を回避するための準備や備えについて考えてみましょう。
そもそも台風が多い時期はいつ?
例年、台風の上陸は、7月~10月にかけて増えます。
1951年から2022年の間に最も上陸数が多い都道府県がどこかご存じですか?
なんと43回の鹿児島県です!
そして2位が・・・高知県の26回!
その他、九州勢は5位に長崎県の18回、6位に宮崎県の14回。
そして9位に熊本県の8回。
これ実は、「台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に到達した時点で、『日本に上陸した=上陸』」ということになっています。これには一部例外もあり、沖縄などの島の真上を通った場合は上陸ではなく「通過」となります。
しかし鹿児島の上陸回数の多さにはびっくりですね。
あれあれ??
毎年、台風や大雨、洪水のニュースを見ているのに、熊本は意外と少ないのねと思いませんか?
これには、台風の風の仕組みが大きく関係しています。
一般的に台風の進行方向に向かって右側が左側に比べ強く吹きます。
台風の中心部分「眼」と呼ばれる部分は、比較的風の弱い領域になっています。しかし、その周辺は最も風の強い領域となっています。
結局のところ、台風が上陸しなくてもその周辺、さらに暴風域に入っただけで例年通りの災害級の大雨や洪水が引き起こされてしまっているということになります。
台風への備え
台風が近づいているときには、災害への備えを再度確認しておきましょう。
最近では各種台風関連の情報を得やすくなっています。被害を防ぐためにも、事前の情報収集を行い早めの行動を心がけましょう。
台風情報の確認Webサービス
Yahoo!天気災害
https://emg.yahoo.co.jp/notebook/contents/article/typhoonknlgd190718.html
気象庁 警報・注意報の専門ページ
http://www.jma.go.jp/jp/warn/
Yahoo!天気・災害
http://www.jma.go.jp/jp/warn/
Yahoo!天気・雨雲レーダー
https://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/
外に置いてあるものは凶器になります!
台風における準備で最も大切なのは、家の周辺の片付けです。
これは、台風によってこれらのものが飛ばされる被害をかなり防ぐことができます。
庭木の剪定
庭木を剪定せずにいたため、台風によって根元から倒れご近所を直撃し、修繕費を数十万単位で請求されるなどのトラブルがあります。保険に加入していないと実費での自己負担となってしまいます。
また、倒木とともに電線が切れ、しばらく停電状態になり、飲料水の確保をはじめ通常の生活自体がままならなくなります。
以下のようなものは、普段はとんでいってしまうことを全く予想しないようなものでも、台風の接近により、あっという間に吹き飛ばされてしまうものの一例です。
・ベランダのすのこやマット
・プランターや植木鉢
・屋根やベランダに取り付けられたBSアンテナ
・ゴミ箱や自転車
過去記事:【台風14号】台風ごみの処分はくんえい総建へ(2022年9月21日)
台風が通り過ぎた後は確認と片付けをしましょう
台風は、事前の備えも大事ですが、通り過ぎた後の片づけも大事です。
まずは、木の枝葉が散乱した自宅周辺の清掃をするのと同時に、自宅周辺に危険な個所がないかチェックをしましょう。間違っても台風が最接近しているさなかの外出は控えましょう!
ガラスや屋根瓦など散乱して危険な場所があったり、台風の影響で垂れ下がった(切れていたようです)電線があったら、安易に電線には触れてはいけません。
まずは、最寄りの九州電力送配電や自治体や警察等などに連絡をしましょう。
毎年のことですが、台風は来る前の準備も大変ですが、過ぎ去ったあとの片付けも大変です。
台風前の片付けも、台風後のかたづけも、手に負えない片付けなどがありましたらお気軽にくんえい総建にご相談・お問合せ下さい。