前回のおさらい
処分する衣類を決める3つのポイント
①洋服を用途ごとに仕分けして使用頻度が低いものはサヨナラ
②捨てる基準は3秒ルール!
③今の自分に似合わないなら処分!
今回は【片づけのプロに聞いてみた|衣替えのコツ-前編】の続き、【洋服の処分方法について】についてご案内します。
まずは、夏の衣類は、素材が薄くかさばらないため「来年着るかも」と残してしまいがちです。
そこをグッとこらえて以下の仕分けの内容を参考にチェックしてみましょう!
①白い洋服の汚れ
白い洋服は白さゆえに、ほんのちょっとのシミや汚れも目立ってしまいます。しかも、数年間収納していると、人の体から出る皮脂や老廃物に含まれるたんぱく質が原因で、なんだか黄ばんでるといった【黄ばみ】の原因となり、さらに汚れが目立つことになりかねません。
食べ物や、汗などの汚れが目立つ白系の洋服は思い切って処分するようにしましょう。
②洋服の寿命
首周りの汚れや黄ばみや、洗濯後洋服全体がヨレてしまったりしたら寿命だと思いましょう。
①でもあったしみや、ほころびや傷みがあると寿命が近いです。
③今シーズン着なかった
「セールで買ったけど着なかった」「高かったけれど自分には似合わない」「最近洋服の趣味が変わった」「着心地があまりよくない」など意に反して意外と出番がなかった洋服たちは処分の対象になります。
具体的な処分方法
①ゴミとして処分
状態の悪い衣類や、すぐにでも片づけたい方には、自治体の布回収を利用して処分する方法がおすすめです。自治体ごとのゴミカレンダーを確認してみると回収日が明記されています。
また、整理=処分(捨てる)、と罪悪感を持ってしまう人もいるかもしれません。
【捨てる】といったら、なんだか急にもったいなく感じたり、すこし罪悪感を感じたりしてしまいがちです。「捨てることでかわいそうではなく、着ないでしまっておくほうがかわいそう」という考え方を変えてみましょう。洋服は誰かに着てもらうためにあるものなので、もう着ない服を長い間しまっていればしまっているほど、シワができたりカビがついてしまったり劣化していくので、さらにかわいそうになってしまいます。
こんなふうに前向きになれば、さくっと手放せます。
くんえい総建では古着の処分・回収も承っています。
詳しくはコチラ ⇒ https://www.kunei.com/clean/item/
②洋服の回収サービスを利用
■ リサイクルショップで売る
「いくらでもいいからまとめて処分したい」という方にはおすすめです。「できれば高く売りたい」という方には期待通りの結果にならないことも多くあります。
ノーブランドの洋服や、突飛なデザイン、季節外れの衣類は引き取ってもらえないこともあるので注意してください。
くんえい総建ではリサイクルショップも運営しています。
詳しくはコチラ ⇒ https://www.kunei.com/clean/item/recycle/
■ 宅配買取サービス
テレビコマーシャルでも有名なブランディアなどの買取業者へだすと、いくらか収益を得ることができます。ただし、基本的にはブランド品しか査定されませんので、ユニクロなどのファストファッションは送ることができません。(一部ファストファッションの取扱有り。)
■ 自治体や団体に寄付
SDGsの推進の一環として、不用になった洋服を自治体が引き取ったり、業者に委託し、買い取りを行い、その代金を自治体に寄付する取組みを行っている自治体もあります。
また、途上国支援活動を行っているNGO・NPO団体を活用し、寄付をする方法もあります。これはいらない服を処分するだけで地域や海外の社会貢献ができるという素敵な方法です。ちなみにくんえい総建もこういった活動を行っています。
詳しくはコチラ ⇒ https://www.kunei.com/clean/foreign-aid/
■ フリーマーケットアプリで販売
メルカリ、ラクマ、PayPayフリマなどのフリーマーケットアプリを使うと、自分の希望の金額で洋服を売ることができます。時にはリサイクルショップよりも高額で売れる場合もあります。
但し、抑えるべきポイントと手間がかかるのでそのあたりはまた別の機会にご案内します。
■ 店舗の回収ボックスに持って行く
無印良品、ユニクロ/GU、ZARA、H&Mなど、店頭で無料回収してくれるアパレルブランドがあります。ただし、自社ブランドの洋服限定での回収のブランドもありますので事前の確認が必要です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回ご紹介した方法のほかにも、知り合いや友人にあげるなどほかにもさまざまな方法があるかと思います。
衣替えでクローゼットやタンスの中身がスッキリするのは他に代えがたい快感です。
リサイクルや寄付などして、もしかしたら自分が着なくなった洋服が、誰かの役に立っているかもしれません。
もう着なくなって長年しまったままの洋服なのであれば、もうあなたの洋服としての役割は終わっていると考えましょう。リサイクルや寄付や買取サービスなどを活用して気持ちよく手放しましょう。