本格的に寒くなる前に不用品処分 家の外編② 土って何ゴミになるの?
前回のブログに枯れてしまった観葉植物や鉢・・・とありましたが、
土が入ったままの状態ってありませんか?
ベランダで育てるプランター菜園もそうです。皆さんこの土が入ったままのプランターなどの
処分に困ったことはありませんか?
一般的にごみは、大きく分けて4つに分類されます。
【可燃ごみ】【不燃ごみ】【資源ごみ】【粗大込み】
では、土はどのごみの種類に該当するか、おわかりでしょうか?
実は、土は自然物になる為、厳密に言うと、どのごみの種類にも属さないのです。
土の処分については、自治体によって処分方法が様々なので、正式な処分方法に決まりがありません。
更に、土の処分自体を行っていない自治体もありますので、事前に自分が住んでいる自治体のルールや処分方法を調べる必要があります。
土の捨て方・処分方法
庭にまく
≪自宅の庭に撒いて処分する方法≫
一番簡単で、手間も費用も掛からない処分方法は、自宅のお庭に撒いて処分する方法です。
こちらの方法だと、処分量の制限もなく、自分の捨てたいタイミングで処分する事が出来ます。
自分の庭に撒くだけなので、費用も掛からないので一番良い方法になります。
ですが、庭がない戸建てやマンションなどに住んでる方は庭に撒く事が出来ないので
こちらの方法は庭付きの家に住んでいる方のみの処分方法になります。
お住まいの地域のゴミ収集に出す
一部の地域の自治体では、土の収集を行っています。
土の収集を行っている【神奈川県横浜市】のルールや処分方法についてご紹介します。
■収集日
週2回の【燃えないゴミ】
■出し方
半透明、もしくは透明の袋に入れる。
※注意点※
一度に多量に土を出すことが出来ません。少量ずつにして出さなければなりません。
土の収集を行っている自治体は少ないので、自分が住んでる地域の自治体について調べる必要があります。
更に、一度に処分出来る量に指定がある為、多量に処分したい方には不向きな処分方法だと思います。
自治体の資源物回収サービスを利用する
各地域の自治体では【資源回収】というサービスがあります。
資源の有効活用やゴミの量を減らす対策として、不要物を無料で回収してくれます。
土の回収を行っている【東京都品川区】の資源回収サービスについてご紹介いたします。
■回収できる品目
・古着・古布・廃食用油・不用園芸土・小型家電
■回収日
毎月開催
開催日:第二、第四の土曜日のみ
時間 :AM10時~
場所 :品川区内の小学校、地域センター、区役所、清掃事務所などの31カ所
【土を処分する際の注意点】
・一度に捨てられる量は、プランター2個分くらいになります。
・異物が混入している場合は、回収出来ません。※枯れた植物や枝、石などは事前に取り除く必要があります。
・腐敗した土や園芸用の土以外の土は回収出来ません。
・資源物回収サービスは、家庭から出る土のみとなります。事業所から出た土は回収出来ません。
土を購入した店舗に相談する
一部の園芸ショップや生花店では、観葉植物や土の引き取りサービスを行っています。
有料サービスになりますが、自宅まで回収に来てくれるので、とても便利なサービスになります。
東京で引き取りサービスを行っている生花店の内容をご紹介いたします。
【費用について】
・出張費用 ¥2,000+税 ※店舗に直接持ち込みした場合は、出張費用は発生しません。
・1鉢の費用 ¥2,000+税 ※一度に回収出来る鉢の個数に制限があり、11鉢までとなります。
例)3鉢を自宅まで引き取りに来てもらった場合の費用
3鉢¥6,000+出張費用¥2,000+税
合計¥8,800(税込)
※訪問地域によって追加費用が発生する場合や、引き取り日の指定する場合などは+¥3,000〜¥10,000+税が発生するようです。
【申し込みについて】
予約制となっており、インターネットから予約する方法となります。
1.予約サイトから、希望の日時を選択します。
2.依頼内容を選択します。(鉢の個数、有料オプションの選択など)
3.個人情報等の入力
4.クレジットカード決済の手続き
5.回収券の受領(予約完了後、生花店から回収が送られて来ます。)
6.引き取り
※引取日時までに、事前に建物の外に移動する必要があります。
立会いは不要になりますが、室内までの訪問・搬出オプションを希望した場合は、立会いが必要となります。
室内までの訪問・搬出オプションは¥5,000+税掛かります。
!!!ここで注意点!!!
生花店の引き取りサービスは、土だけでの回収は行っていない場合が多いのです。
観葉植物も処分したい方には良いサービスですが、土だけ処分したい方は利用出来ません。
お支払方法もクレジットのみとなっているので、現金や振込み払いは出来ません。
とても便利なサービスですが、観葉植物の引き取りサービスを行っている生花店は非常に少なく、利用できる地域が限られる事が多いようです。
お住まいの地域にある、生花店や園芸ショップに、引き取りのサービスをしているのかを直接聞いてみるのが良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では、家電製品や家具以外の不用品も回収する事が出来ます。
土や観葉植物以外にも、家具や家具も一緒に捨てたい方には、不用品回収業者がおすすめです!
不用品回収業者の場合は、色々な不用品を一度にまとめて引き取ってくれるので、お引越しや自宅の取り壊しなど大量の不用品にお困りな方には、ピッタリなサービスです。
不用品回収業者の場合は、不用品の運び出し作業をすべて行ってくれるので、自分で土や観葉植物、粗大ごみを運び出す必要は一切ありません。
重たいの荷物を運ぶ必要がないので、力の弱い女性の方や高齢者の方には、とても良いサービスです!
支払方法についても、不用品回収業者の場合は、・現金払い・クレジット決済・PayPay決済・事前振込など多数の方法から選択できます。
!!!ここで注意点!!!
土や観葉植物の回収について、引き取れる不用品回収業者と引き取れない不用品回収業者がありますので、事前に確認する必要があります。
土と観葉植物の引き取りを行っている不用品回収業者なのかを、必ず確認しましょう。
土を処分する際の注意点
ちょっと待って!不法投棄に!
≪絶対ダメ!!土を敷地外に捨てたら法律違反!!≫
自宅で不要になった土や石を、近所の公園や山に捨てようと思っている方!
絶対に捨ててはいけません!!
土は自然のものだし、家電や家具じゃないから、捨てても大丈夫だと思っている方も多いかと思いますが、自分の敷地外に土を捨てる行為は、【不法投棄】になるんです。
土であっても、ごみの不法投棄になる為、罰則に処せられてしまうのです。
【不法投棄の刑罰】
5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。
不法投棄は、とても重たい刑罰が課せられますので、ちょっとの量だから大丈夫!そんな甘い考えは絶対にしないでください!!
たとえ少量であっても、正しい廃棄方法で処分しましょう。
知らない間に、虫が大量発生!?
【土を放置したら、大量の虫が。。。。。】
今回は、土の処分方法についてご紹介しました。
生活に馴染むがある観葉植物や土ですが、いざ処分しようと思うと、とても厄介!!
今、土の処分が必要が無い方も、お住まいの地域の自治体の土の処分方法を確認しておくのも良いでしょう。
いつか、困った時に必ず役に立ちます!!
土の処分についてお急ぎの方は、園芸ショップや不用品回収業者に相談するのが良いでしょう。
正しい方法で処分しないと、【不法投棄】になる可能性もあります。
適切な方法で処分しましょう。
まずはくんえい総建にご連絡を
くんえい総建は一般廃棄物収集運搬業許可業者そして産業廃棄物収集運搬業許可業者でもあります。
ですので、ご自宅にある植木鉢の土も植木鉢ごと回収できます。まずはお問合せください