ご家庭から出るごみ不用品の出し方についての注意

年度末になると、引っ越しの準備などで廃家電ごみや粗大ごみなどの不用品が一度に多量に出ることがあります。
行政ごみ収集カレンダーでは都合よく処分出来ずお困りになるケースはよくあります。
そこで通常、不用品回収業者に依頼をされることになると思います。
しかし、ここで注意いただくポイントがあります。

違法な不用品回収業者にご注意

ご家庭で不用になったものを処分するために、インターネットやチラシなどで『即日回収』『無料回収』などと宣伝している業者に引き取りを依頼したところ、
「高額な料金を請求された」「回収予定にないものも処分された」等トラブルに巻き込まれる被害が多数発生しています。

ここ数年全国でも、不用品回収の苦情や相談件数が年間数100件以上寄せられています。
ご家庭から粗大ごみや不用品等を処分される場合、処理の方法については、まずお住まいの区市町村にご確認ください。

このような業者は違法です

よくある違法な不用品回収業者の例では、郵便ポストにチラシを投函し『産業廃棄物収集運搬業』や『古物商の許可番号』を記載して、
いかにもご家庭からのごみの収集運搬の許可を持っているように見せかけているものもあります。
しかし！これらの許可では【一般家庭からのごみ】【不用品等の回収】はできないよう法律で定められています。
ご家庭から出される粗大ごみ、廃家電等を回収するには、お住まいの区市町村の【一般廃棄物収集運搬業】の許可が必要です。

【参考】違法な収集を行った事業者への罰則
廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、無許可営業の業者の場合、５年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、又はこれらが併科されます。

違法業者の例

リサイクル業者と偽って回収

業者：「うちはリサイクルするから一般廃棄物収集運搬業の許可はいらない」
業者：「うちは料金無料」
業者：「うちは産業廃棄物収集運搬業の許可番号をもっている」

などと言って有料で回収する事業者がいます。

仮にその業者が、リサイクルをその後するつもりであっても、ご家庭から不要になったものを回収する際に料金を徴収する行為は、
ごみの収集運搬にあたります。

また、最初は「料金無料」と言ってても、積み降ろし費用、運送費、
手数料など様々な名目で業者が料金の支払いを求めてくる場合もごみの収集運搬にあたります。

その他、産業廃棄物収集運搬業の許可では ご家庭からのごみ（不用品）回収はできません。

くんえい総建は『一般廃棄物処理業の許可』を有する業者です

弊社にも、お客様からご相談や、さまざまなトラブルが報告されています。
不安に思ったり、大丈夫かな？と思われる場合はまずはくんえい総建までご相談ください。