不用品回収後のお掃除はくんえい総建へ1
いよいよ年末の足音が近くまでやってきたような気がします。
年末になるといよいよ大掃除をして、きれいな気持ちでお正月を迎えたいですよね。
ちなみに、筆者の近所では、地元の小学生の皆さんがリサイクル活動ということで、12月初旬に
本やアルミ缶、新聞などを回収してくれます。
ですので、年末の大掃除のだいぶ前に、1度家の片付けをするタイミングがやってきます。
皆さんの地域はいかがでしょうか?
この時期に少しずつお掃除をはじめておくのは、年末にむけてすこし賢い選択かもしれませんね。
さて前回のお客様は、お掃除のご依頼もいただきました。
キッチンがこちらです。。
かなり汚れていますね。
まずは、ステンレスキッチンに水垢ができてしまう原因を押さえましょう。水垢ができてしまう原因は、主に以下の2つが考えられます。
・水道水に含まれるミネラル成分
ステンレスキッチンのシンクに水垢ができてしまう原因の1つは、水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が残ってしまうことです。水は蒸発しても、水の中に含まれるミネラル成分は蒸発せずに残ってしまいます。
ミネラル成分による水垢ができたら、すぐにスポンジで擦ることで綺麗に取ることができます。しかし、しばらく掃除をしないで放置しておくとこびりついて固くなってしまい、少し擦っただけではなかなか落ちなくなってしまいます。
・石鹸カスが付着する
石鹸カスが付着することも、ステンレスキッチンの水垢の原因になります。ミネラル成分と同じように、石鹸カスを放置しているとどんどんこびりついて落ちにくくなってしまいます。
さらに、水道水の中のミネラル成分と混ざり合うことで金属石鹸という状態になってしまい、より強固な汚れになってしまうのです。
ステンレスキッチンに水垢がつく原因が分かったところで、早速水垢を落としていきましょう。
水周りのお掃除もくんえい総建へ
・水道水に含まれるミネラル成分が原因の場合
アルカリ性の汚れを落とすには、酸性のクエン酸を使いましょう。
まず、クエン酸小さじ1/2を水100mlに溶かしてクエン酸水を作ります。それをスプレーボトルに入れ、汚れている箇所にスプレーをして放置します。1~2時間ほど放置したら、汚れをスポンジで擦ってみましょう。
それでも汚れが落ちない場合は、キッチンペーパーにクエン酸水をたっぷりしみこませて汚れの上からパックをしましょう。さらに2~3時間放置し、同様に汚れをスポンジで擦り落とします。また、クエン酸水をしみこませたキッチンペーパーは、蛇口などの入り組んだ場所に巻きつけて使うこともできます。
・石鹸カスが付着している場合
ステンレスキッチンの水垢がクエン酸で落ちない場合は、石鹸カスの汚れが残っているかもしれません。その場合は、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを使ってみましょう。
<重曹を使った方法>
まずは、重曹を使った方法を見ていきましょう。シンクを軽く水洗いし、そこに粉の重曹をまんべんなくふりかけてください。その後、30分~1時間ほど放置してスポンジで擦ります。最後は水で洗い流しましょう。
<セスキ炭酸ソーダを使った方法>
重曹で汚れが落ちない場合は、セスキ炭酸ソーダを使います。セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ濃度が高く、重曹では落ちなかった汚れにも効果を発揮することがあります。
まず、小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを水500mlに溶かし、スプレーボトルに入れます。そして汚れている箇所にスプレーを吹きかけて10分ほど放置しましょう。その後、スポンジで軽く擦れば汚れが落ちるでしょう。
・仕上げ
汚れが落ちたら、食器用洗剤とスポンジでシンクを磨くことで綺麗に仕上がります。最後には洗剤が残らないようしっかり水で洗い流し、乾いたキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
実際に、こちらの方法をおこなう際の注意として、長時間の放置や濃度が濃い場合はステンレスを痛める可能性がありますので、クエン酸や重曹セスキ炭酸ソーダーをつけおく時間や、濃度にはくれぐれもご注意してください。クエン酸と塩素系漂白剤は一緒に使用してしまうと有毒ガスが発生するので注意が必要になります。また、漂白剤を使用する場合もステンレスが変色する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
ステンレスキッチンの水垢は、原因によって落とし方も変わります。
まずはクエン酸を使ってみて、それでも落ちない場合は石鹸カスが原因かもしれません。その場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ってみてください。
水垢を落とすことができたら、これからはこまめに拭き掃除をすることを心がけて、いつでもピカピカのシンクを保ちましょう。